いくら賢くて素直でお利口（←親バカをお許しください）
な息子だといっても、
まだ２才の子供です。

当然のことですが、産まれてからこれまで
何の悩みもなく子育てしてきたわけではありません。

息子が産まれたばかりの頃は、
お乳を飲んだ後にゲップをしないと、
「詰まらせたらどうしよう」

少し大きくなると、「まだ歩けないけど大丈夫かなぁ」

「夜鳴きがやまないけど、どこか病気なのかなぁ」
などと、心配ばかり。

風邪をひいて熱が出た時なんかは、心配で夜も眠れません。

お子さんをお持ちの方なら、
このようなご経験をされてみえると思います。

しかし、考えてみて下さい。
自分も同じように、お母さんに心配してもらったんです。

眠い目をこすりながらお乳を頂き、
こんなに大きくなるまで育ててくれたのです。
そして母となった今でも、実家で心配してくれているのです。

『しゃべった！』　『歩いた！』　『スプーンを使って食べてる！』
と、息子のなんでもない成長の過程に、一喜一憂する私。

その度に
自分のお父さん、お母さんの事を思い出し、
私の成長もこんな風に喜んでくれたのだろうと思うと
感謝の気持ちで一杯になり、胸が熱くなります。

そんな、今まで当たり前すぎて気づく事のできなかった親の恩。

さんざん迷惑をかけてきた親に、今こうして
心から感謝することができるのは、息子のおかげです。

親孝行
したいときに
親はなし

という歌がありますが
そんなことになってしまってからでは遅いですよ。